夏の上海3つのひんやりランチグルメを味わう

上海夏のグルメ特集

暑い夏!中華料理にも季節感があるメニューがあるのをご存知でしょうか?

日本と同じ四季がある上海。夏の暑さは日本を超える場合もあります。
そんな暑さの上海で夏のランチグルメを楽しみませんか?
日本ではお目にかかることが無い夏のローカル中華グルメのご紹介です。

ワンタンの夏の進化系。冷やしワンタン

東北地方は餃子、華東地区にはワンタンという軽食文化が根付いています。
一般的に中国人のイメージする餃子といえば水餃子。
そしてワンタンと言えば、たっぷりの熱々スープに小麦粉の皮で包まれた、
ナズナなどの野菜とエビなどの海鮮や豚肉が包み込まれた料理なのですが、
夏の暑い時期になるとサスガにアツアツスープのワンタンは、
タラリダラリと汗が吹き出してしまいます。

そこで夏仕様のワンタン「冷馄饨(lěng hún tun)」と呼ばれる軽食が登場。
冷やしワンタン_P6136347

このワンタン、作り方は普通のワンタンのようにお湯でワンタンを加熱。
ぷっかり浮かんだ頃合いを見計らい、スープに投入するのではなく、
金属製のパットに置いて、ジックリと一旦熱を冷まします。

少し熱が冷めた頃にお皿に盛りつけて、香醋とピーナッツソースをまぶして食します。
お店によって香菜とよばれるパクチーや、香醋にニンニク、醤油などの隠し調味料など、
一手間加えたお店も。

「冷」と付いていますが、日本的な発想のヒンヤリヒャッコイのではなく、
熱を取った「冷めている」料理になります。このピーナッツソースと香醋の組み合わせが
意外とハマる味。お値段これで12元。ワンタンの数は16個。10個8元から楽しめます。

こってりピーナッツソースを助ける、さっぱり香醋。そして程よく熱が冷めているワンタン。
熱さもないのでパクパクっとすすむので夏バテしそうな食欲が落ち込んだ時でも
1つ2つと食べられます。

ちなみに残念ながら冷やし餃子はありません。餃子は本来東北地方の料理。
ワザワザ冷やして食べるという発想がないようです。

中国の冷麺は冷えてない?中国式冷麺

「冷馄饨(lěng hún tun)」と同様、上海の夏の定番麺といえば、「冷面(lěng miàn)」
日本の漢字でいう「冷麺」になりますが、
「冷やし中華」でも焼肉屋で食べる「冷麺」とも違う存在の上海の冷面。
果たしてその正体はイカに!

こんな街なかにある中国式ラーメン店に行くと6月後半位から夏が過ぎ去る季節の期間は、
大人気の一品となる「冷面」。
そのため、店舗で中国式「冷やし中華始めました」的な張り紙で
冷面の訪れをお客に紹介しています。
上海グルメの冷麺

中国式「冷面」は、麺に載せる具材をそれぞれトッピングして楽しむ事ができます。
一番安価な場合は6元程度。張り紙にあるような、辣椒冷面。ほぼ具材なしの麺に、
辛くてシビれる油をトッピングしているのみ。

あとはモヤシ、薄い衣を付けて揚げた豚肉の醤油煮込み、チンジャオロース、
椎茸の炒めもの等トッピングは店舗によって様々。

レジで冷麺を注文して店内に進むと、冷麺製造特設コーナーが設けられている場合が。
オーダーを元にアレコレと麺の量から、ソースをかけて、トッピングの具材を載せてと、
これからの季節は大忙しの特設コーナー。
冷麺_IMG_20150717_123831
冷麺_IMG_20150717_123840

今回頼んだのは素三丝(干した豆腐の千切り)と辣猪肉のセット。これで15元程度。
素三丝と辣猪肉の冷麺

店舗を変えて、こんな注文をしてみました!椎茸とマッシュールムの炒めものに、
豚の素揚げ、煮玉子にモヤシ。麺の量は150グラムなファンキーなボリューム。これで24元位。
当然ですがこれを食べると夜は軽くですんでしまいます。お腹いっぱーい。
冷麺 豚の素揚げ、煮玉子トッピング

タレの味付けは醤油、ピーナッツソースに香醋の3セットに各種店舗の隠し味。
麺はカップヌードルの麺のような平打麺。少しぱさついている感があるの麺、
食べる時はタレによく麺に混ぜてから食べましょう。

見た目も涼しげ。牛肉冷やし麺

そしてこれは上海というより内陸地方で楽しまれている、麺のご紹介。
上海の街の至る場所にある、「清真系統」の麺料理店。
牛肉麺_清真系統

「清真系統」はイスラム食の流れがあるため、お酒や豚肉などは厳禁。
基本的には看板に掲げているような牛肉麺がポピュラーですが、夏になると夏仕様の麺が。
それがコレ、「牛肉拌面」。
牛肉麺_牛肉拌面

普段はアツアツのスープに投入する麺を一旦、水でしめてからお皿に載せて、
トマトとキュウリのスライスをトッピング。見た目にも赤と緑のコントラストで涼しげ。
その上に鎮座するのが、イスラム食では重要な食材、牛肉のスライス。
この「チョットだけよ」的な薄切りのボリュームが、上海あるあるネタです。
牛肉麺_牛肉のスライス

スープは香醋とニンニク、醤油に各店舗の隠し味で整えられています。
味を麺全体によくなじませてから食します。これ一皿で13元程度。
最初に紹介した2つの料理と違うのは熱を冷ますのではなく、水でしめている点。

しめているといっても日本のように氷水などではないのですが、
前者の料理よりも冷え冷え感は日本に近いかも。

冷えたものを体内に入れない、という医食同源の考えがあるので、
料理も冷えているより冷(さめ)めている、熱を取っているという感が強い、
夏の上海中華グルメ。日本では絶対にお目にかかれないメニューだと思います。

夏の留学で上海を訪れた時には、帰国時の土産話になるので、
勇気を絞って一度はチャレンジしてみましょう。
レジで一生懸命自分の知っている中国語単語を使うのも、一つの中国語会話レッスン。

困った時、焦った時に考える力、会話力が伸びるので、旅の恥はかき捨て(笑。
是非訪問してみましょう。

留学で中国グルメを食べつくせ!グルメに関する記事をご紹介

お一人様大歓迎!上海でも単身で楽しめる小籠包グルメ
中国留学グルメ紀行。冬の味覚上海蟹を楽しむ
ひんやり冷たい!上海人に聞いた老舗夏の定番スイーツ!
日本では味わえない中国暑気払いの緑豆グルメを味わえ
上海留学で中国全土の味を喰らえ!中華グルメ事情
上海留学生活に絶対外せない4つの名物料理!美味しい店選びのポイント
中華グルメ愛が止まらない。東北料理を完全紹介
中国留学グルメ紀行。王道スイーツ生まれはマカオのエッグタルト
中国留学グルメ紀行。四川出身コックが作る痺れる四川料理
中国留学グルメ紀行。上海で台湾料理を。魯肉飯&特選スイーツ
中国留学グルメ紀行。上海最高クラスの蘭州麺を楽しむ
中国留学グルメ紀行。難易度漢字のbiangbiang麺を食そう
腹が減っては勉強出来ぬ!留学で楽しめる神5 定番中華グルメ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

楽らく短期留学が自信を持ってオススメ! 上海の中国語学校

早文舎の詳しい情報ページへ 漢院中国語学校の詳しい情報ページへ 語楽中国語の詳しい情報ページへ

この記事の著者

楽らく上海短期留学 案内人

楽らく上海短期留学 案内人ジンダオ

上海在住12年目の上海ローカルマスター。
中国語留学にて中国語を習得後、中国語学校の立ち上げに参加。その後、三ヶ月間で全省横断バックパックを実行し中国の広さ、奥深さを痛感。改めて中国に残る生活を選択。
現在は1000万人以上が利用する日本最大級のメルマガ配信「まぐまぐ」内の「MONEY VOICE」と「まぐまぐNEWS」にて、中国人インタビュー、中国生活記事を定期掲載中。
MONEY VOICE
MAG2 NEWS 国際

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る